「菌ちゃん畝」を改良してみました~菌ちゃん農法~

長野県安曇野市の「ブルーベリーの森あづみの」は、ブルーベリー狩りなどが楽しめる観光農園です。

有機JAS認証を取得したオーガニックブルーベリーをメインにしておりますが、ハーブやヘーゼルナッツ、野菜なども栽培しています。

野菜は少量ですが、オーガニックトマト(同じく有機JAS認証)などは販売もしています。

昨年から野菜栽培で取り組んでいる「菌ちゃん農法」。

先日、菌ちゃん先生のワークショップにも参加してきました。

昨年、菌ちゃん畝の野菜は非常によくできたのですが、課題もありました。

畝の表面が乾燥気味になることです。

乾燥してしまった部分では糸状菌は活動できていません。

昨年作った菌ちゃん畝を観察してみたところ、菌ちゃん(糸状菌)は確認できたものの、やはり畝が少し乾燥気味な部分がありました。

(有機物に確認できた糸状菌)

ワークショップで教わったことを参考に菌ちゃん畝を改良しました。

(庭のササに見られる糸状菌)

自宅の庭のササの葉などを採取して、有機物を追加しました。

(有機物を追加して浅く土と混ぜた)

さらに、10cmほど、土と浅く混ぜました。

有機物や糸状菌に酸素が届く浅さで、保湿もできます。

昨年は、土を薄くかけた程度でしたが、今年は丁寧によく混ぜました。

(土を重石にして乾燥を防ぐ)

さらに、土の重石をしっかりと置き、毛管現象で畝が乾きにくい状態にします。

昨年より、重石の数を増やしました。

糸状菌がより活動しやすい環境に近づけられたのか、これから、また観察していきたいと思います。

菌ちゃん農法や菌ちゃん畝に興味のある方は、見学も可能ですので、ブルーベリー狩りの時などに、お気軽にお声かけください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次