長野県安曇野市の観光農園「ブルーベリーの森あづみの」は、ブルーベリー狩りやブルーベリーの販売を中心に運営しておりますが、他にも、オーガニックフルーツを栽培しています。
グミやマルベリー(桑)、ブドウなどがありますが、プルーンも栽培しています。

プルーンは、主にブルーベリー狩りのお客様に楽しんでいただくために栽培しています。
昨年から、収穫できるようになってきましたが、私に剪定のスキルがなく、立ち木のようになってきてしまいました。

このままでは、プルーンがだんだんと実が少なく、収穫や管理のしにくい樹形になっていってしまいます。
ここ2年くらい、勉強会などで、他の果樹の剪定も勉強してきたので、ここは思い切って、樹形を大手術することにしました。

かなりばっさりと剪定し、開芯自然形の樹形に、誘導しました。
若干無理やりではありますが・・・・・。

ブルーベリーは、総合的にみると他の果樹と比べると樹勢がそれほど強くなく、基本的に強くする方向へ誘導してあげれば、結実と健康のバランスも自然にとれてくるように思います。
一方で、ブルーベリー以外の果樹は、どちらかというと、強い樹勢を、落ち着かせ、収量を確保しつつ、健康とのバランスを保つという樹勢管理の要素が強くなります。
そういう意味で、ブルーベリーは、やや特殊、少しガラパゴス化した栽培技術とも言えます。
プルーンの栽培当初から、その辺りを理解していればよかったのですが・・・プルーンに申し訳ないことをしました。
とはいえ、昨年も、害虫などの被害はなく、オーガニックフルーツとして楽しみなプルーンです。

今年は、大幅に切ったので、収穫は抑えめの養生期間となりますが、大切に育てていきたいと思います。
夏のブルーベリー狩りのときに、ぜひプルーンも見てあげてください。