ブルーベリーの森あづみののある、長野県安曇野市では、ここ数日雪が降り積もっています。
ブルーベリーの剪定をしていて、「ゼブラカラー」の枝をみつけました。

野草のツルが枝に巻きついてしまっているブルーベリーがありました。
ツルが巻きついて残っているのは、栽培管理的には、ほめられたことではありませんが・・・ツルをとってみて面白いことに気が付きました。

徐々にツルをはずしていくと・・・

まるで、赤と緑のゼブラカラーの枝のようです。
ブルーベリーの葉っぱや、1年生の若い枝などは、寒さや紫外線にあたると、「アントシアニン」という色素をつくります。
アントシアニンはブルーベリーの実にも含まれる赤紫色の色素です。
寒くなると、赤くなっている枝や葉が多いですが、ツルが巻きついたところだけ、アントシアニンが作られず、緑のままだったため、このようになったようです。
ちょっとおもしろい現象でした。

前年の12月から始めているブルーベリーの剪定ですが、だいたい8割方終えることができました。
一周完了しても、再度チェックしたり、花芽を調整したり、収量予測を計算したり、といったチェック作業がまだまだありますが、まずは、終わりが見えてきて一安心です。
今年もブルーベリー狩りや産直販売(通販)などで、美味しいオーガニックブルーベリーをお届けできるように、全力でがんばってまいります。