スズメはブルーベリーをつついて食べます。
しかし、スズメのブルーベリーへの被害は「季節性」があるようです。

スズメは、ヒヨドリなどと違い、ブルーベリーの実を丸のみせずに、つつきます。
そのため、被害の痕跡がわかりやすいのが特徴です。

8月の上旬頃、ちょうどラビットアイ系品種のブルーベリーの極早生が熟している頃に、若干被害が出ます。
しかし、その期間は短く、8月の一週目くらいに、稲の穂が出て来ると、スズメは田んぼに行ってしまいます、
スズメは、青米(未熟米)が大好きなためです。
それ以降は、ブルーベリーには見向きもしません。
ブルーベリー狩りでは、園内で、ほとんどスズメは見かけないかと思います。

そのため、8月からの品種(当園ではラビットアイ系ブルーベリー)には、軽微な被害量しかなく、問題になってはいません。
なお、スズメは、この時期、意外に虫なども食べます。
スズメの繁殖期にあたるためです。
観察をしていると、実のなっていない枝で何かをつついていたり、地面に降りて何かを食べていることも多いです。
見かける頻度のわりに被害が少ないのは、虫を食べてくれているのかもしれません。
