ブルーベリーと共生する「菌根菌」

森のアカマツは、岩石地や崩壊地などにたくましく生きる樹木です。

こんな過酷な環境でも「菌根菌」という菌類と共生することで生きています。

崩壊地に一番先に生えてくるアカマツ

森の中には、ブルーベリーと同じツツジの仲間(ブルーベリーはツツジ科の植物です)も生育しています。

(山の尾根などに生えるツツジ科の植物)

山に生えるミツバツツジやツツジなどには「エリコイド菌根菌」という菌根菌が共生しています。

(ブルーベリーにもエリコイド菌根菌が共生している)

もちろん、ブルーベリーでもエリコイド菌根菌は共生しています。

ポットでの栽培でも、エリコイド菌根菌に共生していることが多いらしいので、どこからやってくるのか不思議です。

菌根菌はカビやキノコの仲間です。

でも、普段みかける、きのこは、ほとんどが、死んだ生き物や落葉などの、有機物を分解していきる「腐生菌」であり、生きた植物としか共生できない、菌根菌とは全く違う生活スタイルを送っています。

どちらかというと、腐生菌は原始的な種類にあたるそうです。

(キノコの仲間の多くは有機物を分解する腐生菌)

生き物のつながり、は本当におもしろいです。

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