長野県安曇野市では冬が始まりました。
それでも日中は暖かく、ブルーベリーの剪定していても気持ちが良いです。
ブルーベリーの剪定をしていると、ブルーベリーのまわりにいる「小さな生き物」に気が付きます。
カイガラムシの死骸です。
カイガラムシは、樹液を吸って、余分な糖分を体外に排出します。
その糖分にカビが生えて「すす病」という病気の原因となるようです。
しかし、ブルーベリーの森あづみののブルーベリーでは、今のところ、すす病はほとんど発生しないため、あまり気にしていません。
カイガラムシもそれほど増えず、気が付くと、死骸となっています。
冬は春先にスズメが枝にとまって、このカイガラムシの死骸を食べているのをよくみかけます。
イネ科の植物の種子です。
ブルーベリーの下の方の枝によく付いています。
これも、よくスズメなどが食べています。
冬の間の大切な食糧なのかもしれません
ハナグモがいました。
害虫をよく食べてくれる頼もしい虫です。
成虫の状態で越冬するそうです。
冬の間は食べ物が少なくて大変そうです。
オフシーズンも、生き物たちは、様々な形でブルーベリー農園にいます。
夏のブルーベリー狩りの頃も、トンボやバッタ、蝶などたくさんの生き物がいますので、ぜひ、オーガニックブルーベリー農園をお楽しみください。