「若木ブルーベリーエリア」の下草からわかること

長野県安曇野市でブルーベリー栽培を始めて、数年たった頃、追加して植え付けた「若木エリア」。

(植え付け直後の「若木エリア」)

栽培を始めた最初のエリアより、成長がゆっくりでした。

下草は、当初はクローバーやカラスノエンドウなどの痩せ地系の野草が中心でした。

これらの野草は、土壌がやせている時に、窒素などを取り込み、肥沃にしてくれます。

肥沃になると、徐々に姿を消してしまいます。

(最初の頃はカラスのエンドウなどが多かった)

徐々にハコベやオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなどの肥沃系の野草に変わっていきました。

(現在はハコベなどの肥沃系の野草が多い)

数年、刈草の堆積や草の根の働きなどで、土壌が肥沃となったのかもしれません。

おそらく微生物も含めて、生物も多様化しているような気がします。

それに併せてブルーベリーの成長も加速したような気がしています。

今年は、この若木のエリアもブルーベリー狩りをお楽しみいただけます。

品種も増えますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

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