今年のブルーベリー狩りに向けて、日々、ブルーベリーの剪定にいそしんでおります。
ところで、剪定に欠かせないのが「剪定ばさみ」。
毎日、たくさんのブルーベリー枝をカットしていくので、メンテナンスをしないと、切れ味が落ちたり、動きが悪くなることもあります。
日々のメンテナンスは欠かせません。
樹液などの汚れが付着してきますので、まずはタワシなどを使って、汚れを落とします。
私は金属のブラシを使っています。
次に、ダイヤモンドシャープナーや砥石で、研ぎます。
刃の切れる方向に向かって30度くらいの角度で研ぎます。
砥石の荒研面と仕上面、両方で同じ作業をします。
次に、刃の裏面を研ぎます。
この作業ではダイヤモンドシャープナーや砥石の仕上げ面を使って、先ほど研いだことによりできた「バリ」をとります。
今度は、刃の切れる方向から、切れない方向に向かって、刃に沿って研ぎます。
最後に、刃の保護油を塗ります。
私は、椿油100%を愛用しています。
野菜の収穫などにも使っているため、念のため、鉱物性の油は使わないようにしています。
保護油を剪定ばさみの可動部に染みこむように、ワンプッシュします。
可動部の摩耗を防ぎます。
刃全体にも油をなじませます。
このハサミはステンレスなので錆びませんが、刃の摩耗や汚れの付着を抑えるためです。
これで、次の日も、気持ちよくブルーベリーの剪定が始められます。
剪定作業は繰り返しが多いため、ちょっとした道具の動きや切れ味が、体への負担を減らしてくれます。
というか、そもそも、私自身が、道具の手入れが好きなのもあるかもしれません(笑)
長野県の安曇野は、寒い日が続いています。
今年も美味しいオーガニックブルーベリーができるように、安曇野でのブルーベリー狩りをお楽しいいただけるように願いながら、日々コツコツと準備しております。