ブルーベリーの森あづみのでは、自然に生育してくる植物。
いわゆる雑草も栽培やブルーベリー狩りのご利用に支障のない範囲で、なるべく活かすことを心がけています。
草は、夏の暑い日差しから土壌を守り、作物の水分が奪われるのも防いでくれます。
また、作物との土壌の栄養分や日光の奪い合いという面もあるものの、光合成などによって得られた(増やされた)栄養分は草が枯れることで土壌が豊になっていきます。
微生物との共生関係にあるものがほとんどで、土壌微生物も豊になっていきます。
よくよく雑草を観察すると、みんな個性的でおもしろいです。
(↑ヒルガオ。淡い桃色が素敵です)
(↑斑入りのものも。園芸品種なのでしょうか。)
(↑「マルバルコウ」というヒルガオの仲間。もともとは園芸品種のようです。)
(↑ツユクサ、センダングサ、ヒルガオの仲間のコラボ。赤、青、黄、白とカラフルです。)
(↑日当たりがよい場所にはカタバミが見られます。黄色の花がかわいい。春と秋にはオオイヌノフグリと一緒にいることが多いです。)
(↑ツユクサ。染物の原料や漢方の薬にもなります。)
(↑ギシギシ。様々な虫に食べられるようで、「昆虫が集まるレストラン」の観察もおもしろいです。)
(↑ハルジオンとスベリヒユ。スベリヒユはおひたしにして食べることもできます。酸味のある味です。)
(↑草を刈り取った跡に、キノコを発見。草が日陰をつくり、保湿されていたことがわかります。)
(↑秋になると、背の高い夏草は枯れて、マルチングのようになります。冬の寒さから土壌や作物を守ってくれます。この草の下で背の低い春草が越冬します。)
農園にある雑草もとてもおもしろく、大切な存在だと考えています。
ブルーベリーの森あづみの。ブルーベリー狩り以外にもこんな楽しみ方もいかがでしょうか。