「ブルーベリーの森 あづみの」のブルーベリーを育んでくれる「土」のお話です。
「土」は、植物に必要な水や栄養を蓄えてくれたり、不要な水を流してくれたり、根っこを支えてくれたり、微生物の住処となったりと、なくてはならないものです。
ブルーベリー栽培では、「ピートモス」という大昔のコケが堆積してできた土壌改良材を植えるときに一緒に入れることが多いです。
水はけをよくして、土を酸性に近づけていくことでブルーベリーの生育を助ける目的です。
しかし、当園ではこのピートモスを使っていません。
なるべく土地の力を活かすためです。
ここ安曇野市穂高地区の山麓では、火山灰に由来する「黒ぼく土」が多く広がっています。
黒くてほくほくしているというのが名前の由来なのですが・・・・
水はけがよく、少しやせた土壌です。
このブルーベリーに適する水はけをもつ黒ぼく土に、なるべく土壌の適応性の高い品種を栽培しています。
もちろん、人間が植えているのですが、その土地の自然力を存分に発揮して、輝いてほしい。
そんな思いです。
ありがとう大地さん。